今週のダイジェストです。

※提案書・構成図は開示できないため、文章で要約してあります。 

2/21

中間レビュー用にデザイン会社さんより提案書を頂きました。

明日の社内ミーティングでレビューするべくさっと目を通しました。

特に問題や懸念事項は上がっていないのでどうやら順調に進んでいるようです。

この時点で、先週「全てが揃わない」とは言われていた資料も方向性を見るには十二分に役に立つ品質で出来上がっていました。

先に述べたように、残念ながら資料を開示することが出来ないため、ざっくりとアウトラインをまとめると、競合会社ページとの分析資料と、具体的なリニューアルの指針・提案内容が書かれていました。

2/22

【社内ミーティング】

先日の個人レビューを踏まえ、他メンバーを含め更にレビュー。

幾つか指摘事項があったため、下記メールを送信。

弊社:
特に方向性に関して問題は無い。
社内でレビューしたところ下記のような意見が出た。
・TOPゾーニングにあるOpenCMSのサポートに関する記述は、
  サポート範囲が弊社内で定まっていないので
  文言はテキストにしておいて貰いたい。
・OpenCMS以外の製品の主張が弱いが入れる必要はないのか?
・LPO窓はどこに入るのか?

上記メール文頭に示した通り、分析・指針・提案内容に問題はなく、弊社が求めている成果物としてほぼ問題はありませんでした。

若干修正を依頼したものは些細なものであり、実は中間レビューで指摘するものでは無いものも混ざってはいましたが、

早いうちに訂正を入れておいたほうがお互いにとって得策と踏みました。

具体的に指摘した部分でどのように記述されており、どのような指摘をしたか説明します。

「TOPゾーニング」は提案のセクションに書かれており、実際に提示した指針をTopページに盛り込んだ際の構成案が書かれていました。

今回懸念事項としてあがったのは何故かというと、「既存OpenCMSシステムのサポートのみ」をサポートして欲しいという問い合わせが来るのではないか?と考えたからです。

ただ、現時点でそれが明確には定まっておらず、開発自体が案件に含まれないサポートをするかは今後の対応次第で切り替えたい、という要望があったため指摘しました。

また同じくTOPゾーニングにて、OpenCMS以外の製品に関しての導線が少ないことが懸念として上がりました。

そして最後に、LPO窓が単純に抜けていたため指摘しました。

逆にこれだけの指摘で終わったということは、デザイン会社さんの提案書の質はかなり良かったと言えるのではないでしょうか

2/25

【社内ミーティング】

デザイン会社さんより、メールで提案書・構成書が届いたためレビューしました。 構成書には主にデザイン抜きの画面構成とその説明が書かれていました。

今回は構成書が新たに追加されており、

再度指摘事項をリストにしてデザイン会社さんへ下記メールを送信。

弊社:
1.RFPの項目に対応する説明・解決策・提案を文章で追記していただきたい
2.提案書:Topページ以外にももっと指針に基づく構成を盛り込むべきでは?
3.構成書:一部のページでページングが意識されていない
4.構成書:(一覧ページで)タイトル+要約のパターンも欲しい
5.構成書:一部ページにある製品への導線、「詳細はこちら」ボタンは他ページにも導入すべきでは?

今回の指摘は主に5つです。

解説を入れていきます。

1.RFPへの応答を求めているものです。

恐らくこれが今回一番ボリュームがある修正になっていると思います。

2.提案書で提案されている内容がTopページのみに適応されていたため、

もっと広範囲に盛り込まれるべきなのでは?という要望です。

3.ページングに関しては、コラム一覧のページにページングが入っていなかったことを指摘しました。

4.構成書で示されたデザインの別パターンを用意して欲しいという要望でした。

5.構成書で示されている導線を増やすべきでは?という指摘でした。

 

2.以降はどちらかというと指摘というよりは要望が多いように感じます。

【所感】

今回は提案書・構成図に関するやり取りが主な動向となりました。

二度に渡って指摘点としてあげていますが、

今までも何度かこのブログでも取り上げられている「導線」に関しては弊社メンバー全員神経を研ぎ澄ましているようです。

提案の中にも勿論取り入れて貰っていますが、やはり「まだ足りない」「これで十分か?」と私を含め不安を感じているようです。

  

今回成果物としてやり取りしている提案書や構成図というものには各社独自のポリシーが存在し、

それは必ずしもクライアントが求めているものとして確立できているとは限りません。

なぜならクライアントによって求めているものが違っていたり、相手の業種によっては説明の仕方が変わる場合があるからです。

今回のデザイン会社さんの提示した提案書と、弊社からの要望がまさしくそのズレを表しているのではないでしょうか?

   

今回のズレはデザイン会社さんも弊社も納得が行く形で話がつきましたが、仕事をするに辺り「譲歩」「妥協」などといったものが必要になる局面が多々あると思います。

以前、感銘を受けた方の言葉の中に 「プロジェクトはゼロサムゲームではなく、協調ゲームだ」というものがあります。(ソフトウェア業界では結構有名なのでご存知な方も多いかと思います。)

ベンダーとクライアント。立場は違えど、プロジェクトを共有する以上、一つのパイを取り合うような仕事の仕方ではなく、なるべくお互いがハッピーになれる仕事の仕方をしていきたいものです。

最終的にプロジェクトを完遂するにあたり、ベンダーは満足のいく成果物を、クライアントはそれに見合う報酬をそれぞれ交換することが理想であり、目的なのですから。

  

さて、ここまではオンスケジュールなため、特に問題はないようには見えますが、来週からはいよいよデザインのフェイズに突入します。

今後も気を抜かず、デザイン会社さんと密に協調ゲームを行っていきたいと思います。

 

樺澤