CMS入門 CMS用語集
アクセシビリティ
インターネットにおいてのアクセシビリティとは、W3Cによって定義づけられたWebサイトでの利用のしやすさを意味します。視覚等に障害がある人でも正しく情報が得られるためのルール等が方針として決まっています。CMSを導入することで全てのページに対して同じアクセシビリティを実現できます。
アカウント
アカウントとは、CMS上で編集や発行を行なうユーザーの識別をする名前を意味します。アカウントにはそれぞれパスワードが割り当てられ、アカウントとパスワードによって、CMSシステムにログインし作業を行ないます。通常アカウントはドメイン単位、ディレクトリ単位、ファイル単位で権限(ロール)が設定できます。
XML
XMLとはデータを構造体で意味づけをして持つ方法でeXtensible Markup Languageの略です。
<Price>9800</Price> <Date>2009/02/12</Date>
のようにXMLを利用することで個々のデータに意味を紐付けます。CMS上ではこれらの紐付けられた情報を元にテンプレートによりHTMLを出力したりします。
エレメント
エレメントとはウエブページ上のヘッダー、フッター、グローバルナビ、ローカルナビ、パンくずなど、複数のページにまたがって表示される部品を意味します。通常これらのエレメントはページのコンテンツとは別に管理されます。
キャッシュ
キャッシュとは通常ディスク等の保存されて、リクエストに応じて表示する情報のうち頻度の高いものをメモリ上に展開して高いレスポンスで表示できることです。CMSにおいては、DBに保存されている情報をある一定期間メモリ上に保持することで、再度のリクエスト時に都度DBへのアクセスすることなくデータを返すことができます。
サイト内検索
サイト内検索とは、ウエブページの特定のドメイン内にある情報を検索することです。一般的にはgoogleやFindsearchなどの外部のツールを使うことが多いのですが、CMS導入がされているサイトでは、CMSの検索を利用します。これにより、サイト特有の決まりに従った検索や会員用のページや個人単位のサイト内検索等が可能になります。
静的出力
静的出力とはCMSで管理されているデータを指定したHTMLやJEPG,GIF等の形式でファイルとしてWebサーバに渡す運用方法です。発行(公開)時に1度だけ行なう方式ですと、CMSのDBサーバへの負荷がすくなくてすみます。
スケジュール配信
スケジュール配信とは、コンテンツを指定した時間から配信することです。企業ニュース等で証券取引所が閉じたと同時に公開するなどの運用ケースがあります。CMSでは公開日時、公開終了日時を指定できるものが一般的です。
世代管理
CMSにおける世代管理とは、作業内容の記録です。CMSでは、ファイルの更新を行なうと、更新作業を行なった内容、作業者、日時などを記録していきます。これにより作業の責任の所在をはっきりさせることができます。また手違いで間違ったファイルを公開してしまった際もすぐに元のファイルに戻すことが可能です。
多国語対応
多国語対応とは、複数の言語でウエブサイトを運用することを想定した仕組みです。ウエブにアクセスしてくるユーザーの環境に合わせて同一URLでも言語を変えて表示することができます。CMSではさらに編集者の言語環境を切り替えることができるものがあります。これによりグローバル展開している企業で各国の編集者が自国語で作業を行なうことができます。
テンプレート
CMSにおけるテンプレートとは、データの出力方法を定義するものです。入力されたデータをテンプレートに定めたルールに従って、ページ生成を行ないます。CMSが無い場合には、コンテンツごとにページを作成するので、個人の力量等に影響して同一レベルのページを出力することが困難です。CMSの利用により、だれでもルールに従ったページを生成することが可能です。
動的出力
動的出力とはウエブページをリクエストの都度生成して配信する方法です。ユーザーごとに特化したページ等を生成する必要があるサイトで使われます。都度ページを生成するのでサーバへの負荷が大きくなります。これを回避するためにクラスタリングなど冗長化をして1サーバあたりの負荷を軽減することが一般的です。
排他制御
CMSにおける排他制御は、同一ファイルへの編集アクセスをコントロールすることを意味します。同一のファイルに対して複数の編集者が作業を行なうと、保存時にいずれかの作業者の変更内容のみが記録されてしまいます。これを避けるため、CMSでは1ユーザーが編集を行なっている場合には、別のユーザーが編集作業をできなくするのが一般的です。編集作業を行なっていて他のユーザーが作業をできない状況を「ロック」といいます。
発行
発行とは、ウエブページが画像を一般ユーザーに公開することです。編集者が作業中に出来上がりの画面をプレビュー機能で確認を行ない、完成すると、発行権限者に通知を行い、発行するのがCMSを利用したサイト運用では一般的です。
プレビュー
プレビューとは公開(発行)前の編集作業の途中で、ウエブページ等がどのように表示されるのかを確認することです。プレビューは時間を指定して行なえるものが一般的で、時間指定で公開するコンテンツが指定時間にどのように見えるかを確認できます。(公開終了日時が指定されているコンテンツは時間以後表示されなくなることも確認できます)
プロジェクト
プロジェクトとは、CMSで管理されるファイルの集合体です。時間を指定して公開するコンテンツは通常1つのHTMLだけでなく、関連するHTMLやページの構成要素である画像なども伴います。これら関連するファイルをまとめたものをプロジェクトといいます。プロジェクトとして1つにまとめて、発行(公開)指定などを行なうことができるのでしす。
ユーザ管理
リンクチェック
リンクチェックはHTML内に記述されているリンク先が存在しているかを確認することです。CMSではファイルの発行時等にリンク管理を行なうのが一般的です。CMS上でファイル名の変更や配置場所を変更した場合には、そのファイルを参照しているHTML等のリンク先は自動的に書き換わります。しかしながら、外部のリンク先やリアルタイムで追いかけることが難しいので、定期的にリンクチェックを行い、リンク切れを回避します。
ロック
CMSは複数でサイト運用を行なうことを前提としています。またサーバ上にあるコンテンツを編集することが前提です。このため同じコンテンツを複数の利用者が同時に編集を行なわないように、排他制御をするためにロックする機能があるのが一般的です。ロックにより誰がロックをしているかもわかるので、ロックを掛けた担当者にロックを外す依頼をすることにより同時編集等のトラブルを防ぐことができるのです。
ロール
ロールとは権限のことです。編集権限・公開権限などそれぞれの役割に応じて行なえる作業が異なります。ロールにより責任の所在をはっきりすることができるので、複数の作業者でサイト運用するためには必要な機能です。
ワークフロー
ワークフローとはロールによって割り振られた作業範囲に応じて、複数の作業者間で作業を進めていくことを意味します。依頼者から編集者、公開権限者など順番に作業が回ります。作業が不十分な場合には差し戻しなども発生します。これら作業の状況を把握して決められた日時まで作業を終えるための段取りがワークフローです。






