OpenCms
OpenCms(オープンソースCMS)でブログを作る 高度なカスタマイズ機能をもつオープンソースCMSでブログを作ってみた。
OpenCmsでブログ?
最近MovableTypeやWordPressをCMSとして使うことが流行っているらしい。小規模な企業サイトだけでなく、かなり大手の企業も試験的に使っていると聞いてびっくりすることがある。
(そして、「再構築」に膨大な時間がかかることに気づき、本格的なCMSの導入を検討し始めるパターンーも多いらしい。)
筆者は、MovableTypeやWordPressではなく、本格CMSであるOpenCmsでのエンタープライズ向けサイトを構築しているのだが、ある日ふと思った。
「OpenCmsで普通のブログも作れるんじゃないか?」
基本的にはOpenCmsは何でも出来るから、確かにMovableTypeばりのブログも作れる。ただ普段からゴリゴリOpenCmsをカスタマイズしている身としては、あまりにOpenCmsがオーバースペックな感じがして今までごく普通のブログをつくるという発想が浮かばなかった。でもちょっと考えてみると、ブログは簡単にサクっと作れるんじゃないかという気がしてくる。
ところで筆者は食べることが大好きである。三度の飯より好きだと言っていい。道を歩いていい感じのレストランを見つけると必ずメニューをチェックする。(だから筆者と一緒に繁華街を歩くとレストランがある度に立ち止まるのでなかなか前に進めないだろう。最もたいていみんな気にせず先に行ってしまうのでいつも後から駆け足でついて行くハメになるのだか。。。)
毎週火曜日と金曜日は社内の定例ミーティングがあるので同僚を連れ立っていつも六本木の街へとランチに繰り出している。昼の六本木は一見おとなしそうだが探してみると結構面白いレストランがあり、なかなかに雰囲気が良くて話題にしたいレストランは多い。
「じゃあグルメブログを作ったらいいんじゃないか?」
そんな考えが浮かんでくるのに時間はかからなかった。
一度アイディアが出ると、続いていろいろな案が思い浮かぶ。「味や雰囲気を5段階でレビューできるようにしよう。そして評価が高い順にソート出来るようにしよう。OpenCmsを使えば簡単なはず。」「複数の人がレビュー出来るようにしよう。記事の投稿欄にレビュー者名を追加して、後からソート出来るようにしようか?」「コメント機能はどう実装しようか?コメント単位で一ファイルとして扱って、未発行/発行を承認のコントロールに使おうか?」「住所を記事作最画面で入力するだけで自動的にGoogleMapの地図を表示できるようにしよう。」などなど、ここまで来たらもうやるしか無い。
そんなアイディアをサクっとA4サイズにまとめて会社の人に見せると。
「いいんじゃない。やってみたら。」
あっさりOKをもらう。やりたいことはすぐにやらせてくれるのがユビキャストの良いところだ。
そんな感じで六本木グルメブログ計画は始まった。開発期間は仕事の合間にちょくちょくやって1~2週間ぐらい。
ブログがだいたい人に見せられるぐらいまで完成した頃、社内全員にメールを送った。
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ユビキャスト各位
おはようございます。
青木です。
みなさんいつもお昼はどうしてますか?
六本木界隈でランチすることはありますか?
お気に入りのレストランはありますか?
一見何もなさそうな昼の六本木にも探せば良いレストランがたくさんあります。
そんなお店たちを紹介したいと、OpenCmsを使ってグルメブログを作ってみました。
名づけて「六本木ランチ大作戦♪」!
ユビキャストのみなさんも自由に投稿できるので、ぜひランチをしたらブログを書いてみてください!
投稿するにはまず、ユビキャストホームページのOpenCmsにログインします。
http://www.ubicast.com/system/login/
(アカウントのない人は、青木まで。)
あとは本メールに添付したマニュアルを参考に記事を書くだけです。
なにか質問等があればお気軽に青木まで。
*ちなみにデザイン等はまだ作りかけのところがあります。が、記事はもう投稿できるので安心して書いてください。
Have fun!
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突然こんなメールが来てみんなスルーするかと思いきや、4,5人から「アカウントちょうだーい!」とのメールがあった。
さて、そんなこんなでできたブログ「六本木ランチ大作戦」。果たしてMovableTypeやWordPressで作る一般的なブログと何が違うのだろうか?せっかくなのでこの機会に、「六本木ランチ大作戦」のポイントを大公開してしまおう。
(まあ本当は自慢したくてしょうがないのだが。。。)
入力画面を大公開!

さて、OpenCmsで記事を作成するときの入力画面はこんな感じだ。「店名」「写真」「住所」などの項目が所狭しと並んでいるのが分かるだろう。これらの項目を埋めていくだけで、きちんとレイアウトされたブログの記事が出来る。
さてこれが実際のページに表示されるとどうなるか見てみよう。

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先ほど入力されていた項目がちゃんとレイアウトされているのが分るとおもう。
普通のブログソフトでこのような写真とテキスト混じりで、かつ小見出しにボーダーを入れようとすると、エディタをごちゃごちゃいじる必要があるので結構大変だ。個々の記事のデザインを統一仕様とするとさらに大変だと思う。その点OpenCmsで作ったこのブログでは、HTMLを知らない人でも複雑なレイアウトの記事を投稿できる。
(ちなみにMovableTypeのデフォルトの画面はこんな感じ。念のため付け加えておくと、任意のフィールドを定義することも可能。ただし表示位置はカスタマイズできないようだ。。)

情報を後から取り出す
さて、入力画面が細かく「店名」「サブタイトル」「リード」などと分かれていることには他にも意味がある。それぞれの情報に意味をつけて保存しておくことで、後からページの別の箇所や他のページで再利用することが出来るのだ。

このように入力したリードは、例えばテキストベースの記事一覧を出したい時にも利用出来る。

同様に、味、雰囲気などの評価も個別の記事から抜き出して表示している。
個別の要素による並べ替え
さらに、味、雰囲気などの評価は整数で保存しているので、これをキーに並べ替えすることも可能だ。例えば量で並べ替えてみよう。

こういうことが簡単にできてしまうのが、本格CMSの実力だ。普通のブログで実現しようとするとなかなか大変だろう。
エクスプローラ風のファイル操作
ちなみに、OpenCmsの操作の記法はエクスプローラー風の画面から行う。ページを作成するときもここから新規作成する。したがって、それぞれのページをディレクトリに分けて保存することが可能だ。これはページの数が膨大になったときに非常に重宝すると思う。無料ブログを使っている人は、記事の数が膨大になったときに目的の記事にたどり着くのに苦労した記憶があると思う。OpenCmsを使えば、そんな苦労からも開放されるだろう。

そんなわけで、OpenCmsを使用して作成したブログについて解説してみた。高度なカスタマイズ機能を持つCMSを使えばいろいろなことが出来るのである。





