DRMに関して

Takeshi Fujisawa
7/31/'03

概要

ubicastでは著作件管理機能(DRM)が標準で備わっております。お客様はDRMを意識することなく、また追加の作業も発生すること無く配信するコンテンツの権利を不正利用から守ることができます。

一般的な動画配信のDRM では、ユーザの動画再生プレイヤーに特別なファイルを保存したり、プレイヤーの個体判定のためにライセンスをプレイヤーに対して発行するなど、ユーザ環境になんらかのインストールプロセスが必要となります。その結果、ユーザ環境によってはこのインストールプロセスが失敗する場合があり、動画そのものが見れなくなるいうトラブルが発生することがあります。

一方、ubicast 3 DRM はJava Applet Player とサーバのみで実現されており、ユーザ環境には一切インストールプロセスは発生しません。よって、DRMを使ったら視聴できるユーザが減ってしまうというようなトラブルは発生しません。また、プレイヤーが動作するプラットフォームすべてでDRMが有効ですので、DRMを利用したために視聴できるOSが限定されてしまうこともありません。

不正コピーの防止

デジタルコンテンツはコピーによる品質が劣化しないため,インターネットの普及にともない著作者の許諾を得ない違法な配布・交換などが増えてきています。

ubicast 3 では、プレイヤーが Java Applet で実現されているため、プレイヤーもストリーミング配信が終了すると動画データと同様にローカル環境に残りません。よって一般に出回っているダウンロードソフトで動画データをダウンロードしたとしても再生する手段がクライアント環境にはありません。(動画データは弊社のオリジナルフォーマットであり、他のプレイヤーでは再生することはできません。)

何らかの方法でプレイヤーも動画データと一緒にダウンロードされた場合でも、プレイヤーにはローカル再生を禁止する設定が施されているため、やはり再生することはできません(注1)。

さらに高度なハッキング方法として、サーバ環境さえも丸ごと再現してしてしまうという方法も考えられますが、プレイヤーにはさらにサーバを特定する機能があり、指定されてたサーバ以外からのストリーミングデータが配信されても再生を行わないようになっています。

このように、不正コピーによる配布の防止においては、万全の仕組みであると考えております。

注1: ubicastは、ストリーミング再生を前提にシステム構築しております。ローカル再生を行う場合には、特別なキーが必要になります。 他の動画配信製品はローカルでは制限なしで再生できることを前提とし、それに制限を加える仕組みを付加する方法でDRMを実現していますが、ubicast はまったく逆のアプローチを採用しています。

配信、公開期間の制限

動画コンテンツのインターネット上での公開に関しては、いろいろな契約上の問題から配信、公開の期間が厳しく制限される場合があります。たとえば、某日以降は一切公開してはいけないなどです。ubicast には現在のところ配信期間を管理する機能はありません(注2)が、ローカルのコピーが再生されないことからもわかるとおり、動画コンテンツはサーバで集中管理することが可能です。よって、サーバ上のコンテンツの管理のみで配信の管理が可能となるため、人手による運用で最低限の配信、公開期間の管理は可能であると考えます。

注2:次期バージョン(ubicast 4)で実現を予定しております。

課金サービスへの対応

有料コンテンツ配信の場合、不正コピーや配信期間の制限に加え課金システムとの連携が必須となります。ubicast はプレイヤーにJava Applet を採用しているため、WWW との親和性が非常に高くなっております。一般的なECサイトとして構築するだけで動画の有料配信が可能となります。


 
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